ダイニングチェアを直すためにクランプを作る

楽天市場

クランプを自作して椅子のガタつきを修理する

ダイニングチェアの接合部が緩んで、背当てがガタつくようになりました。
ネジ穴が緩んでしまって、接着剤も剥がれているようです。

一度分解して組み直したのですが、接着が甘くて隙間があり、またダメになってしまったのです。

 

やはり接着剤を塗布した後は、クランプで木材を密着させないとダメだなと反省。
手持ちのクランプは小物製作用の小さなものしかありません。大型のクランプはまぁまぁいい値段です。

TRUSCO 木工用クランプ PJH型 開き1250mm 〔品番:PJH-125〕[4900961]「送料別途見積り,法人・事業所限定」【大型】

価格:9,361円
(2021/3/26 18:37時点)
感想(0件)

Google先生に聞いたところ、クランプは自作できるらしいので、さっそくDIYすることにしました。

 

クランプの材料調達

caDIY3Dの試用版まだ使えるので、簡単に設計。

f:id:mototsuma:20210326190837p:plain

ホームセンターで、1x2材を購入してきます。
あとは、全ネジとナット or 蝶ネジ、大き目のワッシャがあればOKです。

 

 

クランプ完成

こんな感じです。念のため2セット作りました。
1x2材の隙間は全ネジの太さに合わせて、設計図面より狭くしました。

全ネジの端面はあちこちぶつけて傷をつけそうなので、ガムテームなどで保護してます。

f:id:mototsuma:20210326185342j:plain

桁状になっているクランプの隙間に、全ネジを通して使います。

f:id:mototsuma:20210326185402j:plain

自作クランプ使い勝手

全ネジ+蝶ねじ or ナットなので、クランプ対象物に合わせて幅を調整するのがめんどくさいです。
ひたすらナットを回す回す回す回す……。

最後の締め込みはレンチを使います。

 

傷防止に布を当てて、こんな感じに固定。

f:id:mototsuma:20210326185425j:plain


椅子の背当てが湾曲していてどうしてもクランプがずれますが、2セットのクランプをうまく配置することで、接着面を密着させることができました。

 

全ネジ自体が空回りしてしまうので、片方は袋ナットの方がよかったかも。 
今回はペンチで全ネジを掴んで無理やり固定して締めこみました。

頻繁に使うなら、もう少し使い勝手を考えた方が良いと思いますが、極まれに使う程度なら全然これで十分です。

 

肝心のダイニングチェアのガタつきもすっきり解消して、本日の作業終了です。