続・ケルヒャー 高圧洗浄機 K2 の水漏れ修理

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ダクトテープではダメでした

水漏れしていたケルヒャー 高圧洗浄機 K2。
分解してダクトテープで仮補修していたのですが、やっぱりすぐダメになりました。

mototsuma.hatenablog.jp

 

ノズルのON/OFFで、補修箇所に大きな水圧変動負荷が掛かるようです。 

もともとダクトテープは繋ぎの策だったので、ここは別の手段での修理にトライします。

 

最初に結果を書いてしまいますが、結論としては100%完全に水漏れストップとはなりませんでした

そこを期待する方はそっと閉じてくださいませ。

完全ではなくても、使える状態にはなりましたので、それでも良かったら参考にしてくださいね。

 

とりあえず手持ちのパテ レクターシール でお試し

水漏れしていたパイプをケルヒャーから取り外して、エポキシパテで固めて見ることにしました。

レクターシール EP-200 という強力なエポキシパテがありましたので、これでやってみます。

 

漏水箇所はL字型のパイプ、L字の内側になります。
写真でいうと、左の四角い穴の根元部分にあたります。

ここを中心に説明書通りにパテで固めてみました。 

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いざ、実験。

結果、ダメでした。

  • 水道の水圧だけなら漏れない
  • ポンプのスイッチをONして、圧力が掛かるとポタポタ垂れてくる
  • 放水ノズルのスイッチをONして、水を出すと止まる
  • 放水ノズルのスイッチをOFFして、水を止めるとその瞬間ドバーっと噴き出す

f:id:mototsuma:20210520075401j:plain何度か放水のON/OFFを繰り返すとどんどん水漏れがひどくなってきたので、このパテでは耐水圧の性能が足りないようです。

 

一旦レクターシールは剥がしてやり直しです。

 

最終手段 FiberFix で再チャレンジ

ネットでいろいろ調べたところ、ファイバーフィックスという万能補修テープが強力らしいという情報が。

ちょっとお高めでしたが早速調達してみました。

色んな種類と入り数があるのですが、失敗も考えて2.5cm幅の3本入りを選択しています。ネット通販だと2000~3000円程度でしょうか。

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説明書を見ると、漏水箇所の外側に巻きしろがある程度必要なようです。
それと、強力に固着させるためには表面が滑らかな方が良いとのこと。

そこで、余っているレクターシールを活用してL字の部分をなるべく直線的に段差をなくすように埋めて見ました。

最後はやすりで表面を滑らかにしています。 

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不格好ですがファイバーフィックスが完全に固まった後はこんな姿に。

2.5cm幅のテープを1本全部巻き付けてます。


カッチカチです。

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形がぼってりしてしまいましたが、ケルヒャー内部のスペースは余裕があるのでカバーなどには干渉せず取り付けることができますので問題ありません。

 

FiberFix の結果

24H放置後に、ケルヒャーに取り付けて確認です。

結果、レクターシール単体よりずいぶん良いですが、結局ダメでした。

  • 水道の水圧だけなら漏れない
  • ポンプのスイッチをONして、圧力が掛かるとポタポタ垂れてくる
  • 放水ノズルのスイッチをONして、水を出すと止まる
  • 放水ノズルのスイッチをOFFして、水を止めるとその瞬間じわーっとにじみ出る

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漏水箇所なのですが、

  • ぽたぽた垂れるのはファイバーフィックスの両端っこ
  • じわーっとにじみ出てくるのはファイバーフィックス全面

という感じです。

 

原因としては、

  • ファイバーフィックスを初めて使ったので自分の作業が悪い
  • そもそもファイバーフィックスの耐水圧性能を超えている
  • レクターシールは無い方が良かった?

色んな事が考えられます。

ただ、ファイバーフィックスを剥がしてやり直すのはとても大変そうです。

最初のレクターシールを剥がすだけでも結構疲れたんですよね。

 

気を取り直して……

 

どばどば噴き出していた状態から、ぽたぽたレベルまで良くなったので、この状態で落ち着いていれば実用に耐えそうな感じです。 

当面これで様子を見ながら使い続けることにします。

(追記)後日、10分程度×3回 使いましたがポタポタ程度をキープできてます。

 

結論

ファイバーフィックスは結構高かったのと、あれこれ試行錯誤するのに時間がかかって疲れました。

こういった作業に楽しみを感じる人ならいいですけど、そうじゃないなら

  • 保証期間内なら素直にメーカー修理
  • 保証期間が切れてても有償修理してもらえるのでメーカーに任せる

これがいいですかね。

身もふたもないですけど。

 

今日もお疲れさまでした。