ホムセンで買える塗料でウッドデッキを10年以上維持しています

10年以上ウッドデッキを維持しています

我が家のウッドデッキの材料は、安価な防腐加工済みのSPF材なのですが、10年以上維持出来ています。

高価なウリン材などを使っていないにも関わらず、長持ちさせている要因は、

  • 1~2年に一度塗装する
  • 積雪時は溶ける前に雪下ろしをする

これだけです。

 

※日当たりが良い場所なので、水分がすぐに蒸発してくれるという設置環境での好条件もあると思います。

 

もうすぐ15年になろうとするウッドデッキ。今年も塗装作業を行いました。
Befor/Afterはこんな感じです。

 

ウッドデッキ塗装に必要なもの

こんな感じのアイテムをホームセンターで購入してます。

 

  • アサヒぺン 外部用ウッドガード(油性塗料)
  • ペイントうすめ液
  • ベロ(ペンキ缶の注ぎ口、無くてもOK)
  • カンオープナー(無くてもOK)
  • ペール缶
  • 刷毛(油性用)
  • マスカー
  • マスキングテープ
  • エス
  • 新聞紙や段ボールなどペンキやペール缶の下に敷くもの
  • 汚れてもいい服装
  • 汚れてもいい靴
  • 手袋

 

ペンキ選び

屋外向けの木材用塗料では、キシラデコールが有名です。
木材保護機能を有していて、ウッドデッキに向いてますが比較的高価な部類です。

毎年こまめに上塗りするということであれば、屋外用の油性塗料であればキシラデコールにこだわる必要は無いと考えていて、自分はホームセンターで売られているなかで、安価なものを選んでいます。

 

ペンキの量はウッドデッキの面積に合わせて毎年調達しています。
ペンキは古くなると劣化して使えなくなるので、買い貯めはしません。

 

 

 

油性の塗料を選んでいるので、作業中はそれなりに臭いがあります。
ご近所さんへの気配りも忘れずに。

 

塗装前の汚れ落とし

塗装作業前日に高圧洗浄機で軽くウッドデッキ表面の汚れを落とします。

水分があるとダメなので、前もって掃除して良く乾燥させておきます。

  • あまり高圧洗浄機のパワーを上げると、SPF材は柔らかいので削れてしまいます
  • ウッドデッキの隙間のゴミは取り除いておきます
  • カビがある場合はブラシで擦り落とします

マスキング作業

ペンキが飛散しても困らない様に、必要な個所にマスキングしておきます。

我が家の場合は母屋に隣接しているので、壁にマスカーを貼りつけています。
風がある場合は、端面がばたつかないようマスキングテープで補強するなど必要になります。

 

ペンキ塗り作業

ペンキは缶を逆さにして振り、良くかき混ぜておきます。
ペール缶に注いで刷毛を持ったら準備完了です。

どんなに気を付けてもペンキは跳ねるので、服や靴は汚れると思って作業開始です。

 

ウッドデッキ用の塗料は塗り広げるのではなく、木材の上に載せていくような感じで刷毛を動かしていきます。

木材の隙間に塗料が吸い込まれていく感じになりますので、思ったより塗料を消費します。

 

ここをケチって薄く塗り広げると木材の割れに塗料が入っていかず、防腐効果が十分に働かないと思ってます。

 

塗りムラは気にしてませんので、本当にラフに適当に塗ってます。
年季の入った古いウッドデッキでしたら、その方が味があって良いですよ。

この方針でザクザク塗っていくので、塗装作業自体は1時間程度で終わります。

 

作業完了

冬季でなければ概ね半日ほどで触っても大丈夫なくらいには乾燥しますが、数日は土足で歩かない方が無難です。
足跡がくっきり残っちゃうことがあるので。

 

塗装面のテカリはだんだん落ち着いてきますので、気になるのは最初だけです。

 

刷毛を再利用する場合は、うすめ液で洗浄します。

ペール缶に余った塗料や汚れたうすめ液は、自治体のルールに従って処分してください。

 

今日もお疲れさまでした。