ニトリのソファーカバーが浮いてきてしまう問題をどうにかする

ソファーカバーって浮いたりズレたりしませんか?

今から5~6年前に購入したニトリのファブリックソファー。
表皮の痛みが気になり、ソファーカバーで隠すことにしました。

 

ですが、このソファーカバー、なかなか扱いが難しいですね。
乱暴に座るとカバーが浮き上がってきたり、左右にずれたりしてしまいます。

ソファーカバーには紐が付いていてソファーの底で縛り、全体はこれで固定されます
これは良いんです。

 

この状態だとまだカバーがフィットしないので、付属品の「ズレ防止固定パイプ」、所謂 押し込み棒 をソファーのフレームと座面や背面の隙間に押し込みぴたっと固定させます。
これがイマイチ役に立たないアイテムで、固定力が弱くカバーが引っ張られると浮いてきてしまうんですね。

ということで、ちょっとソファーとカバーを改造してこのストレスからの解放を目指します。

 

ソファーカバー浮き上がり防止対策案

ネット検索で調べてみましたが、ズレ固定パイプにタオルを巻きつけて太らせたり、マジックテープを縫い付けたり、安全ピンで留めたり、ソファーカバーサスペンダーを使う方法があるようです。

ちなみにサスペンダーはこんな感じのアイテムです。

 

我が家は布団カバー方式を考えてみました。

こんな感じ。

  1. 布団カバーの様にソファーカバー側に紐を縫い付けます。
  2. ソファー側には紐を結びつける金具かループを用意します。
  3. カバーの紐を金具に結び付けます。
  4. 固定箇所はソファーの内側四隅。

このアイデアを実現していきます。

 

ソファーカバーへの紐縫い付け

ソファーカバーが、ソファーの四隅に位置する箇所に紐を縫い付けました。

ちょうどカバーの縫い合わせ部分があったので、紐はそこに縫い付けています。
これで紐を引っ張ったときに生地が破れてしまう事故も避けられそうです。

 

ソファーへのフック取り付け

今度はソファー側に紐を結びつける金具を取り付けます。
ソファーの構造材は合板の様だったので、直接木ネジで金具を取り付ける方向で考えます。

ホームセンターで探したところ、額縁などを吊り下げる三角吊り金具がよさそうだったのでこれを購入。

紐の通しやすさを考えて、大きめの物をチョイスしています。

それと、付属の木ネジが短め(写真一番右)だったので、引張強度を考えて長めのネジに交換することにしました。採用したのは真ん中のネジです。

 

電動ドライバーで普通に木ネジを打ち込んで固定できました。ネジの食いつきも問題ないようで、ある程度の引っ張りにも耐えられそうです。

これを、手前側と奥側に各1個ずつ。左右で計4個取り付けます。

このソファーは座面が取り外せないので作業スペースが狭く、この取り付けが一番苦労しました。

 

紐を縛ってぴったりフィット

準備が完了したので、カバーの紐を金具に結び付けた後、カバーをソファーに被せて完成です。

写真の肘当て部分と座面の隙間に金具があり、そこにカバーがしっかり引っ張り込まれています。

 

思ったより仕上がりが良く、ちょっとしたストレスが無くなって心も穏やかになりました。

 

今日もお疲れ様でした。

 

(振り返り)次回の改善ポイント

実際に使ってみると、金具に紐を通す作業がちょっと面倒でした。
座面が外せないソファーなので、隙間に手を突っ込んでの手探り作業になるからです。

この辺は何か改善の余地がありますね。

紐の先にナスカンを付けるだけでもいいかもです。