階段の踏板の浮きを補修してみる
階段の踏板が剥がれてベコベコです
自宅の階段の踏板部分、表面の化粧板の接着が剥がれて浮いてきてしまいました。
これが1段2段ということではなく、階段全部です。
実は新築して数年後に全く同じ状況が発生していて、ハウスメーカーさんに補修をしてもらってました。
ですから、再発という事になります。
前回補修から10年は経過していないと思うのですが、元々の階段の部材が悪かったのか、日当たりや湿度の影響なのか……
放っておくと、化粧板の割れ等に被害が拡大しそうなのでどうにかDIY補修を試みます。
セルフ補修プラン
階段の化粧板の剥がれ、浮きの状況を図にしてみました。
踏板の中身は多分合板で、表面に薄い化粧板を張り付けている構造だと思われます。
化粧板の接着不良か劣化による剥がれ、化粧板の反りによる浮きなので、それをどうにかすると。
過去のハウスメーカーの補修作業を見ていたのですが、蹴込板と踏板の継ぎ目部分に小さな穴をあけて、瞬間接着剤を流しこんでいたと記憶しています。
これを自分で行う場合、瞬間接着剤をうまく流し込む自信がありません。
固着が早いので、失敗したら取り返しがつかなくなりそうで。
今回は普通の木工用ボンドで実施してみます。
これだと、固まるまでの時間が長いので、素人が失敗してもリカバリーする時間がありそうです。
反面、固まるまで化粧板と合板を密着させ続ける必要があるので、ジャッキを使って圧を掛けるプランにしました。
趣味のDIYなので、時間だけはたっぷり掛けられます。一日1段ずつじっくり進めていけばOKです。
これを図示にするとこんな感じ。
作業の道具
用意した道具はこんな感じ
- 自作のジャッキ
- 木工用ボンド
- ゴムベラ
- 濡れ雑巾
井上工具さんのゴムヘラ、以前壁の穴の補修に使ったものがあったので今回も使います。これすごく使いやすいんです。
自作ジャッキについて
ジャッキは、ホームセンターの基礎金物コーナーで見つけた「鋼製束(コウセイヅカ)」を使います。
1,000円未満で購入でき、長さも選べました。
これをツーバイフォー材に固定しています。
木工用ボンドを流し込む
作業自体は単純です。
ゴムヘラを使って、木工用ボンドを蹴込板と踏板の隙間に押し込んでいくだけ。
化粧板は浮いているので上下に動きます。これを利用してうまくボンドを隙間に入れ込むことができました。
接着剤はすぐには乾かないので、接着剤をつぎ足しながらヘラを何度も上下させ限界まで押し込んでいきます。
はみ出した接着剤は、濡れ雑巾で綺麗にぬぐい取ります。
少しでも残っていると、自作ジャッキがくっついてしまいますから、丁寧に。
乾燥まで圧を掛ける
あとは、自作ジャッキを挟み込み適度に圧を掛ければOKです。
ツーバイフォー材の長さが足りなかったので、階段1段を2回に分けて接着作業を行いました。
本当は階段幅いっぱいの材料を用意した方が良かったですね。
その場合、鋼製束は3~4本必要になるかもしれません。
仕上がりと注意点
1~2時間程度乾燥させれば、ジャッキを外しても大丈夫だと思います。
しっかり拭き取っていればボンドがはみ出ることもありませんし、かなりきれいに仕上がりました。
注意点として化粧板が少しでも浮いていると、踏板を踏んだ時にキシミ音が出ます。
自作ジャッキで圧を掛ける作業は非常に大事でした。
また、ボンドを流し込んだといっても、化粧板の端っこだけがくっついている状態と思われます。
再発の可能性はあると思いますので、また再発したら今度は穴をあけて流し込むしか無さそうです。
今日もお疲れさまでした。
ニトリのソファーカバーが浮いてきてしまう問題をどうにかする
- ソファーカバーって浮いたりズレたりしませんか?
- ソファーカバー浮き上がり防止対策案
- ソファーカバーへの紐縫い付け
- ソファーへのフック取り付け
- 紐を縛ってぴったりフィット
- (振り返り)次回の改善ポイント
ソファーカバーって浮いたりズレたりしませんか?
今から5~6年前に購入したニトリのファブリックソファー。
表皮の痛みが気になり、ソファーカバーで隠すことにしました。
ですが、このソファーカバー、なかなか扱いが難しいですね。
乱暴に座るとカバーが浮き上がってきたり、左右にずれたりしてしまいます。
ソファーカバーには紐が付いていてソファーの底で縛り、全体はこれで固定されます
これは良いんです。
この状態だとまだカバーがフィットしないので、付属品の「ズレ防止固定パイプ」、所謂 押し込み棒 をソファーのフレームと座面や背面の隙間に押し込みぴたっと固定させます。
これがイマイチ役に立たないアイテムで、固定力が弱くカバーが引っ張られると浮いてきてしまうんですね。
ということで、ちょっとソファーとカバーを改造してこのストレスからの解放を目指します。
ソファーカバー浮き上がり防止対策案
ネット検索で調べてみましたが、ズレ固定パイプにタオルを巻きつけて太らせたり、マジックテープを縫い付けたり、安全ピンで留めたり、ソファーカバーサスペンダーを使う方法があるようです。
ちなみにサスペンダーはこんな感じのアイテムです。
我が家は布団カバー方式を考えてみました。
こんな感じ。
- 布団カバーの様にソファーカバー側に紐を縫い付けます。
- ソファー側には紐を結びつける金具かループを用意します。
- カバーの紐を金具に結び付けます。
- 固定箇所はソファーの内側四隅。
このアイデアを実現していきます。
ソファーカバーへの紐縫い付け
ソファーカバーが、ソファーの四隅に位置する箇所に紐を縫い付けました。
ちょうどカバーの縫い合わせ部分があったので、紐はそこに縫い付けています。
これで紐を引っ張ったときに生地が破れてしまう事故も避けられそうです。
ソファーへのフック取り付け
今度はソファー側に紐を結びつける金具を取り付けます。
ソファーの構造材は合板の様だったので、直接木ネジで金具を取り付ける方向で考えます。
ホームセンターで探したところ、額縁などを吊り下げる三角吊り金具がよさそうだったのでこれを購入。
紐の通しやすさを考えて、大きめの物をチョイスしています。
それと、付属の木ネジが短め(写真一番右)だったので、引張強度を考えて長めのネジに交換することにしました。採用したのは真ん中のネジです。
電動ドライバーで普通に木ネジを打ち込んで固定できました。ネジの食いつきも問題ないようで、ある程度の引っ張りにも耐えられそうです。
これを、手前側と奥側に各1個ずつ。左右で計4個取り付けます。
このソファーは座面が取り外せないので作業スペースが狭く、この取り付けが一番苦労しました。
紐を縛ってぴったりフィット
準備が完了したので、カバーの紐を金具に結び付けた後、カバーをソファーに被せて完成です。
写真の肘当て部分と座面の隙間に金具があり、そこにカバーがしっかり引っ張り込まれています。
思ったより仕上がりが良く、ちょっとしたストレスが無くなって心も穏やかになりました。
今日もお疲れ様でした。
(振り返り)次回の改善ポイント
実際に使ってみると、金具に紐を通す作業がちょっと面倒でした。
座面が外せないソファーなので、隙間に手を突っ込んでの手探り作業になるからです。
この辺は何か改善の余地がありますね。
紐の先にナスカンを付けるだけでもいいかもです。
回し初めに引っかかるドアノブの調整
- トイレのドアノブが気持ちよく回らない
- 必要工具
- 分解して原因を推測
- 原因はラッチとドアノブの取り付け位置ずれ
- ラッチをしっかり圧入し直す
- ドアノブの取り付け位置調整
- (おまけ1)ドアノブの分解・再取り付け手順
トイレのドアノブが気持ちよく回らない
住宅で一番開閉頻度が高いドアはトイレのドアかもしれません。
ということで、我が家のトイレのドアが不調です。
ドアノブを回した時、回し初めに引っ掛かりを感じるようになりました。
今のところ時々引っかかる程度なので、ハウスメーカーに修理をお願いする前にまずは自分で調整をしてみます。
ハウスメーカーはセルコホームという輸入住宅の会社で、ドアノブも輸入品。
なので、かなりニッチなニーズの記事になります。
必要工具
- プラスドライバー
- 樹脂ハンマー(ラッチ圧入用)
分解して原因を推測
早速ドアノブを取り外してみました。
構成パーツは、大きく3つです。
- ラッチ
- ドア外側のドアノブ
- ドア内側のドアノブ
ドアから取り外した状態でドアノブとラッチを組み立てて動かしてみると、とてもスムーズに動きます。
という事は、ラッチの機構部分は問題が無く、取り付け状態に何かありそうと考えました。
原因はラッチとドアノブの取り付け位置ずれ
このドアノブ、ラッチ機構の取り付けが変わっていてプレートをねじで止めるのではなく、直接ドアに開けた穴に圧入する構造になっていました。
他のドアとの比較写真です。明らかに作りが違います。
経年で木や痩せたためか、ドアノブの戻る小さな衝撃が積み重なり、いつの間にかラッチがユニットごと少し飛び出る形になっていたんですね。
ドアノブの軸が差し込まれる穴は、スライドする構造になっています。
なので、圧入する力以外にはラッチの位置を固定する仕組みがありません。
ここでドアノブを差し込み、ラッチのスライド機構を少しだけズラすと引っ掛かりが再現できました。
どうやら原因はここのスライド部の位置ズレにあるようです。
ラッチをしっかり圧入し直す
まずはラッチの圧入部の緩みをどうにかして、しっかり固定するようにします。
接着剤を使うと分解できなくなるのでくさびを打ち圧入圧を高めます。
今回は割りばしを削って使う事にしました。適度に柔らかいので隙間に詰めるような時には都合がいいです。
ドアノブを差し込みラッチを凹ませてから、樹脂ハンマーで打ち込み固定完了です。
このドアノブは、構造的にまた緩んでしまう可能性が高いと思います。
何かの機会にハウスメーカーさんに別な機構のドアノブに交換をお願いしてみましょう。
ドアノブの取り付け位置調整
外側のドアノブを差し込みスムーズに回るかどうか確認していきます。
どうやらほんの少しドアノブの位置をずらすだけで、引っ掛かりが起きてしまうようです。
引っ掛かりが起きない位置を探し当てたら、内側ドアノブ側からネジで固定して作業完了です。
今日もお疲れさまでした。
(おまけ1)ドアノブの分解・再取り付け手順
大きな流れはこんな感じ。
1.ドア内側ノブの丸い座金の2本のネジを外す。
2. 内側、外側、両方のドアノブを引っ張って取り外す。
3. ドア残ったを外す。
これは圧入されているので、ドライバーの軸などをラッチに引っ掛けて押し出す。
4.(おまけのおまけ)ラッチの清掃とグリスアップ
古いグリスや木くずが付着して汚かったので、パーツクリーナーを吹き付けて油汚れを洗い流した後、ナイロンブラシで木くずをこすり落とし清掃しました。
外側のカバーは爪で引っかかっているだけなので、これを外せは掃除がしやすくなります。
最後に、スプレーグリスを吹き、余分なグリスを拭き取り掃除完了です。
古い洗面台のDIYコーティング
- 古くなった洗面台の水垢や汚れをどうにかしたい
- 結果を最初にご紹介
- 大まかな作業の流れと必要な工具
- 水垢落としやコーディングに必要なもの
- まずはカビキラー
- 水垢研磨
- 下地処理
- コーティング作業
- 仕上がり
古くなった洗面台の水垢や汚れをどうにかしたい
我が家の洗面台、15年以上使用している古いもので、ピンク色のカビが生えやすかったり、化粧品などの汚れが付着しやすくなっていたりと、新品当時よりお手入れに手間が掛かっています。
以前、トイレ手洗い器の掃除とコーティングDIYを行って、その効果が1年以上キープできているので、その実績を買って洗面台にも同じ処理をしてみます。
結果を最初にご紹介
コーティング施工直後のBefor/Afterです。
afterの方は水が丸く転がって撥水効果を発揮しているのがわかると思います。
大まかな作業の流れと必要な工具
作業の流れはこんな感じ。
- コーキングのカビ取り
- ボウルの水垢を落とす
- ボウルの下地処理を行う
- ボウルに陶器用のコーティングを施す
- コーティング乾燥で終了
分解作業は無いので工具不要です。
水垢落としやコーディングに必要なもの
コーティング剤
前回のトイレ同様、WAKI SANGYO 陶器専用洗面コーティング剤をチョイス。
我が家の洗面台は天板部分が人造大理石、ボウル部分が陶器です。
この商品は人造大理石には使えないので、陶器部分だけのコーティングになります。
水垢落とし
洗面台のボウル部分を指先で撫でてみると結構ザラザラしています。
コーティング剤付属の下地処理剤だけでは対処しきれなそうだったので、耐水ペーパーで磨くことにしました。
1000番をチョイスしてます。
まずはカビキラー
構造的に天板とボウルの隙間にコーキングされていまして、ここにカビが生えていましたので、まずはカビをやっつけます。
お風呂用のカビキラー+ティッシュペーパー+ラップでカビキラーパックしました。
お風呂用カビキラーは金属に使用できないので、蛇口や排水口の金具に付着させないよう注意して作業します。
残念ながら完全には落ちませんでしたが、ぬめりが取れたのでコーティングには支障が無いと思われます。
水垢研磨
※古い洗面台なので思い切っての研磨です。新しい洗面台にはやらない方が良いと思います。
水を流しながら耐水ペーパーで研磨します。
指で触ってざらざらしたり引っ掛かりを感じたりする箇所が無くなるまで頑張ります。
目の細かいコンパウンドが余っていたので、仕上げにこれを使って研磨しています。
やらなくても良かったかもしれません。
下地処理
コーティング剤付属の液体で下地処理します。
研磨剤と洗浄剤が混じった薬品の様で、付属の布に含ませて丁寧に磨いていきます。
先に耐水ペーパーで研磨していますので、この作業でのBefor/Afterの違いは良くわかりませんが、一応手順通りということで。
ここまで終わったらしっかり洗浄してボウルをきれいにし、下地処理は完了です。
コーティング作業
コーティングは説明書をよく読んで、その通りに作業することが大事です。
メーカーさんサイトで動画も用意されています。
特に注意した点は、
- 水分をしっかり乾燥させてから作業する
- タオルの糸くず等ホコリの付着が無いようしっかり確認する
- コーティング剤はケチらない
- 塗布は一方通行で重ね塗りはしない
です。
重ね塗り厳禁なので、塗布作業は短時間で終わります。
塗布前の水分飛ばしの方が時間がかかりました。
塗布直後も水分は大敵なので、間違って蛇口をひねることが無いよう、家族みんなに注意しておかないといけません。
仕上がり
寝る前に塗布したので、翌朝には概ねコーティング剤が硬化し使える状態になってます。
耐久性がどうなるかは使い方にもよるのでまだわかりませんが、1~2年程度効果が残っていれば上々かなと思ってます。
今日もお疲れさまでした。
どうにかして庭に猫を寄せ付けないようにしたい(糞尿被害対策)
ネコさんの落とし物に悩まされてます
我が家の庭をなわばりにしている猫がいるようで、朝カーテンを開けたとき、しばしば糞を見つけてイヤな気持ちになってます。
多くの方が同じように悩んでいると思いますが、臭いもきつくて本当に不快ですよね。
どうやら夜から朝にかけて縄張りをパトロールして、我が家の庭で糞尿でマーキングしている感じです。
カーテンを開けたときに目に入るので本当にがっかりするんです。
こうなってしまうと、猫を寄せ付けなくすることは非常に難しく、小さな嫌がらせをコツコツと行って、「ここは不快な場所だな」と学習させることでしか対策は無いようです。
数年戦ってきて、有効な対策が見えてきたのでここでまとめておきます。
猫の個体差で効果にバラつきはあると思いますので、そのまま他所の猫に通用するかどうかは保証できないですが、参考になれば幸いです。
対応策お品書き
効果があった気がする順番はこんな感じです。
- 木酢液
- トゲトゲ
- 人感センサー付きライト
木酢液
これは、忌避剤として猫を寄せ付けない狙いになります。
猫避けのド定番ですが、これが一番効果がありました。
良い点
- 薄めて散布するだけでお手軽
- 散布して数日間は確実に猫が来ない
- 芝生など広いエリアに向いている
- 比較的安価
悪い点
- 雨に弱い
- 数日間隔で散布し続ける必要がある
こんな感じで、ペットボトルに薄めた木酢液を作りだめしておいて、シャワーキャップを取り付けて散布しています。
木酢液は無駄に濃くする必要は無くて、既定の量に薄めてこまめに散布した方が経済的です。
気休めかもですが唐辛子を漬け込んで効果アップを狙ってます。
トゲトゲ
こちらは、糞をさせたくない場所に猫を侵入させない狙いになります。
花壇の花の苗と苗の間に糞をされてしまうので、その隙間を埋める対策です。
我が家では、一般的な猫避けのトゲトゲマットではなく、防草シートの固定用のピンを流用しています。
良い点
- 糞をされたくない場所をピンポイントで対策できる
- 一度設置すれば効果は永遠
- 比較的安価
悪い点
- 広い面積や芝生の対応は難しい
- 見た目がイマイチで気になる人は気になるかも
猫除け専用のトゲトゲマットが販売されていますが、我が家では防草シート固定用のU字のピンを逆さまにして使っています。
安価なのと、苗の隙間の狭い場所に自由に設置できるのがメリットです。
金属ですが光沢感が無いので意外と目立ちにくいです。
人感センサー付きライト
夜間に猫が侵入してきたら、明るくして落ち着いて糞をできないようにする狙いになります。
木酢液と併用してダメ押し的に使っていますが、照射範囲内は糞が無くなりました。
良い点
- 広い面積に対応できる
- センサーライトとして普通に便利
悪い点
- 明るさや照射面積にこだわると価格がUP
あまり効果が無いと感じたもの
逆に効果が無いなと思ってしまったものも記録しておきます。
- 市販の猫の忌避剤
唐辛子やワサビのにおいがする複数の商品を試しましたが、思ったより効果期間が短くて、すぐに慣れてしまうようです。
慣れさせない様に複数の製品をこまめに撒けば良いかもしれませんが、そうなると木酢液の方がコストパフォーマンス面で上です。
顆粒状なので扱いが手軽ですし、安全性もメーカーで評価しているのでしょうからその点では優れていると思います。 - 超音波猫除け
すぐに慣れてしまうようで、猫除けの正面に平気で糞をしていきます。
とはいえ、せっかく買ったので嫌がらせ策の一つとして気休めで今も設置しています。
似たような商品がAmazonなどで複数販売されていますので、もしかしたら猫の個体差にぴったり合うものがあるかもしれませんが……
それと人間には聞こえない・聞こえにくいと謳っている製品もありますが、自分には結構うるさく感じました。
まとめ
いろんな方があれこれ手を尽くして猫対策をされているようですが、絶対の手は無いようです。
ただ、庭のどこにでも糞をするわけではなく、猫が好むエリアがあります。
なので、人間が一つのエリアに対策。猫は二番目に好きなエリアに移動。人間が二つ目のエリアに対策。猫は三番目の好きエリアに移動……
これの繰り返しです。
結果、いつも間にか猫の縄張りから我が家の庭が外れるということかと思います。
油断すると戻ってきてしまう事があるので、こっちの心が折れそうになる時もありますが。
頑張りましょう!
ホムセンで買える塗料でウッドデッキを10年以上維持しています
10年以上ウッドデッキを維持しています
我が家のウッドデッキの材料は、安価な防腐加工済みのSPF材なのですが、10年以上維持出来ています。
高価なウリン材などを使っていないにも関わらず、長持ちさせている要因は、
- 1~2年に一度塗装する
- 積雪時は溶ける前に雪下ろしをする
これだけです。
※日当たりが良い場所なので、水分がすぐに蒸発してくれるという設置環境での好条件もあると思います。
もうすぐ15年になろうとするウッドデッキ。今年も塗装作業を行いました。
Befor/Afterはこんな感じです。
ウッドデッキ塗装に必要なもの
こんな感じのアイテムをホームセンターで購入してます。
ペンキ選び
屋外向けの木材用塗料では、キシラデコールが有名です。
木材保護機能を有していて、ウッドデッキに向いてますが比較的高価な部類です。
毎年こまめに上塗りするということであれば、屋外用の油性塗料であればキシラデコールにこだわる必要は無いと考えていて、自分はホームセンターで売られているなかで、安価なものを選んでいます。
ペンキの量はウッドデッキの面積に合わせて毎年調達しています。
ペンキは古くなると劣化して使えなくなるので、買い貯めはしません。
油性の塗料を選んでいるので、作業中はそれなりに臭いがあります。
ご近所さんへの気配りも忘れずに。
塗装前の汚れ落とし
塗装作業前日に高圧洗浄機で軽くウッドデッキ表面の汚れを落とします。
水分があるとダメなので、前もって掃除して良く乾燥させておきます。
- あまり高圧洗浄機のパワーを上げると、SPF材は柔らかいので削れてしまいます
- ウッドデッキの隙間のゴミは取り除いておきます
- カビがある場合はブラシで擦り落とします
マスキング作業
ペンキが飛散しても困らない様に、必要な個所にマスキングしておきます。
我が家の場合は母屋に隣接しているので、壁にマスカーを貼りつけています。
風がある場合は、端面がばたつかないようマスキングテープで補強するなど必要になります。
ペンキ塗り作業
ペンキは缶を逆さにして振り、良くかき混ぜておきます。
ペール缶に注いで刷毛を持ったら準備完了です。
どんなに気を付けてもペンキは跳ねるので、服や靴は汚れると思って作業開始です。
ウッドデッキ用の塗料は塗り広げるのではなく、木材の上に載せていくような感じで刷毛を動かしていきます。
木材の隙間に塗料が吸い込まれていく感じになりますので、思ったより塗料を消費します。
ここをケチって薄く塗り広げると木材の割れに塗料が入っていかず、防腐効果が十分に働かないと思ってます。
塗りムラは気にしてませんので、本当にラフに適当に塗ってます。
年季の入った古いウッドデッキでしたら、その方が味があって良いですよ。
この方針でザクザク塗っていくので、塗装作業自体は1時間程度で終わります。
作業完了
冬季でなければ概ね半日ほどで触っても大丈夫なくらいには乾燥しますが、数日は土足で歩かない方が無難です。
足跡がくっきり残っちゃうことがあるので。
塗装面のテカリはだんだん落ち着いてきますので、気になるのは最初だけです。
刷毛を再利用する場合は、うすめ液で洗浄します。
ペール缶に余った塗料や汚れたうすめ液は、自治体のルールに従って処分してください。
今日もお疲れさまでした。
続けられる血圧計が欲しい
血圧計に興味がある年頃になりました
健康診断や人間ドックはキッチリ受けている私ですが、加齢とともに血液検査の数値がだんだんと悪くなってきています。
いよいよ、医師から血圧を記録し続けるようにお達しを受けてしまいました。
だがしかし。
我が家に血圧計はありません。調達する必要があります。
重要なのは続けられる血圧計
自分で家庭用の血圧計を買ったことはありませんが、実家などで見たことや試してみたことはあります。
ただ、あんまりいい印象無かったのですよね。
理由は血圧計にあるのではなく、
血圧測定を続けられない親を見てきたから
です。
電動の上腕式やら、手首式やら様々なタイプの血圧計を買っては、翌月にはオブジェとなっている姿を長年見てきてます。
もちろん、その血を受け継いでいる自分も続けられるわけがないと思ってまして……
ただ、医師の指示とあれば放置するわけにもいかず、自分の血筋に打ち勝つ血圧計を選んで挑戦しなければなりません。
オムロン HCR-7502Tに決めた
早速結論ですが、オムロン製の上腕式血圧計 HCR-7502TをAmazonさんから購入しました。
ベーシックな血圧計の価格は、5000円前後からありますので、本機は2倍以上する高級機になります。
前述したように、「続けられること」が機種選定の最重要ポイントです。
コスパは優先度を下げました。安くても使わなければ意味が無いですから。
で、続けられなさそうな理由を潰しこんでいったらこの機種にたどり着きました。
- 機器の設置・撤収が面倒
- 腕帯の装着が面倒
- 血圧の記録が面倒
これらに一つでも引っかかれば、あっという間に使わなくなる自信があります。
ちなみに最初に考えていた安価なモデルはこちら。
機器の設置・撤収
バッテリーや乾電池動作がよい
個人的なこだわりですけど、生活スペースに血圧計を出しっぱなしにするのはイヤです。
朝晩の測定のたびに出し入れすることになるので、電源接続が無い機器の方が楽です。
オムロンの場合、ほとんどの機器が乾電池+ACアダプタ併用の様でここはどれを選んでも大丈夫そうでした。
腕帯の装着
片手で容易に付けられるものが良い
病院等にあるような据え置き型のアーム式が一番楽なのでしょうが、自宅の設置スペース・価格の問題でそれは選べません。
上腕式か手首式かで悩むことになります。
オムロンの場合、HCR-7502Tを含む上位機種に「巻きやすい腕帯」タイプがあったのでこれにしました。
腕帯の内部に腕に巻き付く形に金属が仕込んであって、腕にはめ込む形でセットできます。
マジックテープで締めるときに空回りせず片手で簡単にセットできるのです。これは非常に楽。
ベーシックなモデルは、柔らかいビニール素材の筒なのでこうはいきません。
血圧の記録
自動記録が良い
血圧は図るだけでは意味が無く、一定の期間の推移をみることが大切。
病院からも記録を提出するように言われて、血圧手帳を頂いてます。
これはもうスマホで勝手に記録してくれる商品一択です。
HCR-7502Tは上位機種なのでこの機能にも対応し、「オムロン コネクト」というアプリが自動的に計測データを記録してくれます。
iPhoneでもAndroidでも最初に設定しておけば、血圧測定終了後に自動で計測結果をスマホに転送してくれます。
グラフ表示してくれたり、平均値を出してくれたりとこのアプリは実際に使ってみるとものすごく便利でした。
紙に書かなくていいというのが一番継続のハードルを下げてくれている気がします。
夫婦共有に便利
購入後に気づいたHCR-7502Tの良い機能。
2名まで測定記録を内蔵メモリに記録できるので、夫婦での共用に最適です。
しかも、その切り替えが写真の矢印で示したスイッチを切り替えるだけなので、ヒジョーにわかりやすくめんどくさくない。これは素晴らしい!
このスライドスイッチを、自分の番号に合わせて、一つ下の「測定/停止」ボタンを押すだけで測定が自動で終わります。迷うところなし!
ちなみにスマホは2台まで接続できるので、各自のデータは各自のスマホに転送されますので、血圧測定結果が混ざってしまう事はありません。
本当によくできてます。
レビューというか感想はこんなところでしょうか。
白衣高血圧症の妻にぴったり
妻の方ですが「病院で血圧が正しく測定できない人」です。
緊張して高血圧になるのですね。ググったら「白衣高血圧症」というものらしいです。
自宅に血圧計があるのは、これの対策になります。
最初一週間ぐらいは自宅でも緊張していて心拍数が上がりまくってましたが、だんだん慣れてきて落ち着いて血圧測定できるようになってきました。
これで何かあったときは、医師にスマホの画面を見せることで、普段の血圧を確認してもらえる気がします。
この先どうなる?
血圧測定を続けられない理由。道具の面では潰しこみました。
あとは自分の心次第。
今のところ「朝晩測定を一カ月」は余裕で行けそうです。
医師から血圧問題ないと言われれば止めてしまいそうですが……
メルカリには血圧計は出品できないのですよね。ヤフオクはOKみたいですけど。
今からこんなこと考えてはいけませんね。
続けることだけ考えましょう。
今日もお疲れさまでした。