ノートパソコンスタンドとモニター台などをDIY
在宅の仕事環境を良くしたい
新型コロナウイルスの影響で、自宅でのテレワークの時間がずいぶん長くなりました。
最初はノートPC単体で仕事してましたが、画面が狭く作業効率が悪かったので外付けディスプレイを付けて2画面にしました。
ただ、会社と違い自宅のスペースは狭くて、理想的な位置にディスプレイを置けません。
このため、視線や首の移動が多かったようで肩こりが悪化してしまいました。
今週土日は天気が崩れて予定がありません。
このチャンスに重い腰を上げて、肩こり対策のための仕事環境改善アイテムを作ってしまいます。
ディスプレイ配置は縦並び
ネットで調べてみると、ディスプレイは横並びより縦並びの方が体への負担が少ないようです。
確かに現在は横並び、しかもちょうどいいスペースが無くて高さを段違いにして置いていました。首が痛くなって当然の配置だったようです。
とりあえず、本を重ねて簡易的にディスプレイ台を作り、外付けディスプレイをノートPCの上に配置して、一日仕事をしてみました。
確かにこれは首が楽な気がします。
ディスプレイ台の製作
こんな感じに作りました。
天板サイズは、ディスプレイの台座の大きさぴったりに合わせてあります。
高さは、本を重ねてテストしたときにちょうど良かった高さです。
材料
すべて手持ちの余り物です。
- 天板 パイン集成材 25mm厚
- 脚部 ひのき角材 20mm角
塗料
2種類です。こちらも余り物。
天板
水性ニスです。艶消しクリアでパイン集成材の木目がそのまま出るようにしています。
ディスプレイを載せるので見えませんが。
脚部
バターミルクペイント。ビンテージワインという色が余っていたのでそれで。
赤系ですが落ち着いた色なので、ブラックのディスプレイには合うと思います。
ノートPCスタンド
キーボードの角度も肩こり対策に有効なようです。
こちらも、適当な箱でノートPCに角度をつけて仕事をしたところ、確かにこの方が楽。
市販品で ノートPCスタンド と呼ばれる商品があるようですが、これも現物合わせで作ってみます。
完成品はこんな感じ。
ノートPCに傾斜を持たせる部分は、2x4材を丸のこで斜めにカットしてます。
材料
これも手持ちの余り物です。
- ベース アクリル板 1mm厚 25cm×25cm
- スタンド 2x4材 高さ5cm×幅25cm
塗料
スタンドの部分は、真っ黒仕上げで、なるべく木に見えないように。
水性塗料はこれが余ってました。
何年も前に買ったような記憶があったんですが、無事に使えてホッとしました。
チューブタイプですが意外と保存性が良いのですね。
スタンドの接着
スタンドとベースのアクリルの接合は両面テープで簡単に。
両面テープはこれを使ってます。鉄板アイテムですね。
スタンドのすべり止め
ベースがアクリル単体だと、机に対して滑りますし、ノートPCも滑ります。
すべり止めとして、これも余っていた透明のクッションゴムを貼り付けました。
裏側は机とのすべり止め、表側の手前になる側にノートPCのすべり止めという役割です。
使ったクッションゴムは、こういう感じのものです(袋が無かったので同じものかどうかは不明ですが)。
ヘッドセットスタンド
オンライン会議の必需品、ヘッドセット置き場もついでに作ってしまいます。
これはディスプレイの背後左右に置くので2本作ります。
材料
唯一、フックだけセリアで買いました。
OSB合板は、端面が斜め45度カットされてました。
以前何か作ったときにそんな加工したのですね。覚えてませんが。
ちょうどよいので、この斜め部分が手前になるように使います。
- ベース OSB合板
- スタンド 1x3材 長さ 65cm
- フック セリア 100円(税抜き)
塗料
ベース部のOSB合板は、そのままだといかにもなので、nuroの黒で塗ってます。
スタンド部は、ディスプレイ台に合わせて、ターナーミルクペイントのビンテージワイン色で。
全部組み合わせて完成
こんな感じでセットしてみました。
ケーブル類の這い回しをもう少しきれいにしたいですね。
ヘッドセットスタンドの間に板を渡せば棚になりそうなのですが、材料不足で今日はここまでです。
環境が良くなったので明日からの仕事が少しは前向きになるかもです。
お疲れさまでした。