ヤマボウシのカイガラムシ退治
芽吹いたヤマボウシの枝が真っ白に
※虫が苦手な方は閉じてください
4月中旬。庭木のヤマボウシの葉が芽吹いてきました。
……が??
「枝が白い??」
どうやらカイガラムシが大発生していたようです。
何年か前にもカイガラムシが大量発生してすす病に悩まされていました。
そのあとはこまめに農薬散布などで防止していたのですが、ここ2年ほどは庭木の手入れの時間が取れなかったんです。
もう少しすると、葉が茂って見えなくなってしまいますので、早めに対処しないとまずそうです。
2階から見下ろすと、上部の枝先が一番密度が濃いようです。
Google先生に聞いてみる
カイガラムシではないかと思われます。種類は何でしょうか。断定できません。
それは置いといてカインズホームさんのサイトを参考にして、作業をしてみます。
今までは5月あたりに農薬を散布して幼虫退治をしていましたが、今は成虫の時期だそうで、薬が効きにくいとのこと。
なので物理的に除去するしかありません。
カインズホームさんの記事のポイントはこんなところでしょうか
- 成虫は歯ブラシでこすり落とすとよい
- 殻を被ってるのはメスなので必ず駆除せよ
- できれば枝ごと切り落とす
- 殻は地面に落とさない
駆除方針決定と道具の準備
今はヤマボウシの剪定時期ではないので、あまり太い枝をバッサリ切るのは避けたいところ。
- 脚立で手が届く範囲は擦り落とす
- 高所の届かない場所は、枝先の細いところを切り落とす
- 取り残しは、幼虫発生の季節に薬品散布
こんな感じで行きます。
準備した道具は以下。
- 使い古しの歯ブラシ × 3本
- 剪定ばさみ
- 高枝切りばさみ
- 脚立
- 適当な段ボール(地面に敷く)
- 竹ぼうき(落下物を掃く)
- ゴミ袋(奴らを入れる)
- ゴム手袋(体液対策)
- ワークマンのヤッケ(体液対策)
- 帽子(体液対策)
Day1:歯ブラシ擦り落とし
まずは、脚立に登った程度で手が届く範囲をやっつけます。
写真の、若葉の下、細い枝が白くなっている個所はすべてカイガラムシです。
北側の枝、そして高所に行くほど数が多いです。
写真は北側の低い枝なので、これでも少ない方になります。
買ったばかりの Insta 360 GO 2 を帽子のつばに取り付けて撮影。
動画のキャプチャ画像です。えぐいので動画の方は削除。
ひたすら擦ります。
ベトベトした黄色い体液が出るので、歯ブラシがあっという間にこってりに。
地面に落とすとまた上がってくるらしいので、極力潰す方向でやってます。気持ち悪いですが。
一応段ボールは敷いているのですが、殻を拾いきれません。ブルーシート必要でしたね。
……1時間ほどで手が届く範囲はやりきりました。
終わったと思っても、違う角度から見ると見逃しがあったり、枝の又に隠れていたりするので、脚立を降りたり登ったりで疲れます。
作業開始時間が遅く、薄暗くなってきたのでこの日は終了。
落下物を掃き掃除して、ゴミ袋へ。
この日は潰れるカイガラムシのビジュアルが目に焼き付いて、気分良く晩御飯を食べることができませんでした( ;∀;)
Day2:高枝切りばさみ
翌日。
木の幹にカイガラムシを発見。前日に見逃したのか、落下したヤツが登ってきたのか……
気を取り直して高枝切りばさみを握ります。
適当に枝が白っぽい場所をチョキン。
地面で確認すると、このぐらいの密度でした。
冬場に剪定をしていなかったので、太い枝元からバッサリ行きたいところですが、やめておきます。
枝先のなるべく虫が濃いところを狙って、ぱちぱち落としていきます。
北側の枝については、下から見上げた限りではだいたい白い虫が見えなくなりました。
ですが、2階のベランダから見下ろすと、見逃しが沢山!!
またしても薄暗くなってきたので、悔しいですがこの日も終了。
Day3:両面作戦
作戦三日目。
見逃し対策に、家族の協力を仰ぎます。
司令塔を2Fベランダに配置。
ターゲットを指示してもらって、下から枝先を切り落としていきます。
木のてっぺんが多いので、高枝切りばさみの狙いが難しいです。
脚立と高枝切りばさみを併用し、リーチをなるべく短くして手振れを押さえます。
この日も一時間ほど何度も見直しながら作業しました。
だいたい駆除完了したんじゃないかと思います。
カイガラムシはもう見たくないです。写真もなしです。
次は天気を見ながらゴールデンウィークあたりに農薬散布を考えます。
今日もお疲れさまでした。