ヤマボウシのカイガラムシ退治 2年目
今年も奴らがいた
※虫が苦手な方は閉じてください
4月中旬。昨年はこの時期に庭木のヤマボウシのカイガラムシを退治しました。
この時は全滅させたつもりだったのですが、生き残りがいたようです。
「今年は大丈夫かな?」と思いつつよーく目を凝らしてヤマボウシを観察したところ、見つけてしまいました。
白い虫を。
まずは全体の繁殖状況の確認
地上から見上げる形と、2階のベランダから見下ろす形の両方からざっと確認したところ、白い殻を被ったカイガラムシはまだ数えるほどのようです。
どうやら去年よりは先手を打って対処できそうな雰囲気です。
今度は、脚立を使って枝先を至近距離で確認します。
すると、白くなる前の灰色の状態のカイガラムシを発見です。幼虫なのかこれから白いロウを纏う直前の成虫なのでしょうか。
木の幹と似たような色なのでよく見ないと気づきにくいですが、白い状態のものよりずいぶん数が多そうです。
※写真だと白っぽく映ってますが、実物はもっとグレーです。
それと、真っ白になったカイガラムシは動かないのですが、この状態のヤツは動きます。
対処方法を決定
完全に白くなったカイガラムシ
目視ですぐ発見できて数も少ないので、こいつらは去年同様使い古し歯ブラシでこそぎ落として潰します。
手が届かない高所の枝のカイガラムシは、枝先を高枝切りばさみで切り落とします。
まだグレーのカイガラムシ
こちらは殻を被ってないので殺虫剤が効きそうです。
去年購入した専用の殺虫剤が余っていたので、こいつを散布します。
展着剤も併用して効果が高まることを期待します。
殺虫剤の噴霧
必要な道具はこんな感じ。
- 噴霧器
- マスク
- ビニール手袋
- 肌が出ない服
- ゴーグル
- 脚立
噴霧器は乾電池式のこういうタイプです。ノズルが伸びるので使い勝手がいいです。
今回、殺虫剤は3リットル作りました。我が家のヤマボウシの大きさだと少し多いぐらいの量です。
準備ができたら、上から下からまんべんなく噴霧します。
木の幹にも張り付いているのでそこも忘れずに。
忘れてましたが作業前の注意点。
背の高い木だと噴霧器の薬液が結構飛び散りますので、お隣さんには守って声をかけておいた方が無難です。
その後の経過とまた来年
この日の作業的には1時間ぐらいだったでしょうか。
なかなか完全に死滅させるのは難しいです。
数日後、ヤマボウシをよく見ると今年も生き残りが居ました。
幼虫の状態で潜んでいたヤツが成長して、白い殻を被ったので目に付くようになったようです。
一週間程度、毎年地道に目視で発見しては、捕殺を繰り返してほぼ討伐完了となりました。
これでも昨年よりはずいぶん少なかったので、毎年確実に減らしていくことが大切なのかもしれません。
今日もお疲れさまでした。