ヤマボウシのカイガラムシ退治 反省会
過去2年のカイガラムシ討伐を振り返る
※虫が苦手な方は閉じてください
昨年、今年と、4月にヤマボウシのカイガラムシと戦ってきましたが、なかなか撲滅に至りません。
来年に向けた反省会を行ってみます。
敵はなんだったか
ネットで似た画像を探した程度なのですが、オオワタコナカイガラムシ というのが非常に近いのではないかと。
ヤマボウシが受けた被害ですが、
- 白い卵嚢が非常に目立つ
- すす病の原因になって葉が黒くなる
の2つです。
木が弱ったとかはあまり感じませんでしたが、見るからに正常じゃないなと思っちゃうので気になるのです。
撲滅できない原因
今年も殺虫剤と目視による直接駆除を行いましたが根絶できなかったようで、数日後には白くなったカイガラムシが見つかってしまいました。
色々調べた結果、
- 殺虫剤を散布する時期が少し遅かった
- 樹皮などに隠れている幼虫を駆除しきれなかった
が考えられそうです。
白いカイガラムシが目視できるようでは殺虫剤散布時期が遅いので、もう少し早めに間隔をあけて数回散布するのが効果的のようです。
別手段1:マシン油乳剤検討
マサキにコナカイガラムシが発生した時は、マシン油乳剤が非常に効きました。
虫を窒息させて殺してしまうという薬です。
ただ、樹木に対する負担が大きく葉が変色してしまうので冬場の散布限定です。
この薬剤がヤマボウシに適するかどうかはわかりませんが、来冬に散布することもアイデアの一つです。
別手段2:夜に捕殺する
成虫に対しては目視で見つけ次第、直接こすり落とす又は枝を切り落とすが最強です。
ところが、日差しが強い時間帯は白いカイガラムシは見落とすことが多いのです。
比較的、早朝か夕方、日が傾いている時間帯が見つけやすいのですけれど、それでもまだ見逃します。
実はねらい目は夜間であることに気づきました。
スマホのライト機能や、懐中電灯で照らすと、白いカイガラムシは光をよく反射するので日中より発見確率が上がります。
ご近所さんの目が気にならないなら、これもひとつの手段ではあります。
別手段3:ケルヒャーでぶっ飛ばす
ヤマボウシに負担をかけてしまいますが、高圧洗浄機でカイガラムシを流してしまう手段もありそうです。
水圧は樹皮に負担をかけないように調整しながら実際にやってみました。
- 白くなる前の幼虫はあっさり飛んでいきます
- 太めの枝や幹の白い成虫も簡単に除去できます
- 葉裏や細い枝は水圧が受け流されてしまい効果なしです
木の幹に隠れている幼虫には効果がありそうです。
飛ばされた先からまた戻ってくる可能性はありますが。
どんな手段にせよヤマボウシを弱らせてしまっては本末転倒なので、次の冬から早めに動くようにしないとです。
今日もお疲れさまでした。